【第１回】All-in-One WP Migrationのインストール・エクスポート

WordPressを安全にカスタマイズする事前準備のやり方【第１回】です。

事前準備の全体像を見たい方はこちら

まずは公開中のサイトのバックアップを取っていきます。

「All-in-One WP Migration」というプラグインを使います。

公開中のサイトデータを一つのファイルにダウンロードできれば、このステップは完了です。

「All-in-One WP Migration」とは

初心者でも簡単にWordPressの引越し・バックアップが取れるプラグインです。

私も実務で頻繁に使っているプラグインになります。

2013 年に発表され、6,000 万以上のサイトで利用されている All-in-One WP Migration は、WordPress で最も信頼され、利用されているプラグインの一つで、とても簡単にサイトを移行することができます。

WordPress.org 日本語

All-in-One WP Migration and Backup Backup, transfer, copy, and move a site with 1-click. Quick, easy, and reliable.

All-in-One WP Migration – WordPress プラグイン

「All-in-One WP Migration」をダウンロードする

早速プラグインをダウンロードしていきます。

1. プラグイン
2. 新規追加
3. 検索フォームで　All-in-One WP Migration　を入力
4. インストール

5. 有効化をクリック
6. 管理画面のサイドバーに「All-in-One WP Migration」が出てくればダウンロード完了です。

公開中のサイトをエクスポートする

続いて公開中のサイトのバックアップを取ります。

1. 管理画面サイドバーの「All-in-One WP Migration」
2. エクスポートをクリック
3. 「エクスポート先」をクリック

4. 色々と出てきますが、今回は「ファイル」をクリックします。
5. ダウンロードが始まります。

データサイズが大きい場合少し時間がかかります。

以下のようなファイルがダウンロードされれば、無事エクスポート完了です。

naruhodo-code.com-20221234-010101-abcdefg.wpress

自分のPCにファイルがあることを確認して本ステップは終了です。

注意事項

容量がGB（ギガ）を超える場合

画像などが大量に入っている場合はGB（ギガ）を超える可能性があります。

デモサイトにインポートする際に容量オーバーとなる場合がありますが、そのステップで解決方法をご紹介します。

大規模サイトでもないのに容量が大きすぎる場合は、先にメディアファイルを圧縮するなどした方がいいかもしれません。

当ブログでもおすすめの画像データの削減方法をご紹介予定です。

エクスポート後に作業した内容は含まれない

これは当然なのですが、エクスポートした後に記事を書いたり画像をアップすると、移行先には反映されませんので注意が必要です。

最終的にはカスタマイズ後にデータをインポートすることになるので、データが上書きされて消えてしまいます。

記事編集など行いたい場合は移行先のデモサイトで作業するようにします。

まとめ

「All-in-One WP Migration」の基本的な機能とエクスポートの方法をご紹介しました。

WordPressカスタマイズに欠かせないバックアップ作業を、ボタン一つでファイルにまとめられるので、初心者でも簡単に行うことができます。

インポート方法に関しては次回ご紹介します。

第２回はこちら